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身近な野菜のなるほど観察記

身近な野菜のなるほど観察記
稲垣 栄洋
身近な野菜のなるほど観察記
定価: \1,680
販売価格: \1,680
人気ランキング: 114035位
おすすめ度:
発売日: 2005/08/01
発売元: 草思社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送


植物画良いけれど,文章にまちがい多い
 植物画はとても良いのですが,文章にまちがいが多すぎるように思います.図書館でひろい読みしただけでも,かなりのまちがいに気がつきました.
 欧米では生のキャベツを食べる習慣がないと書いてありますが,アメリカの「コールスロー」はどうなるのでしょう.これは,オランダ語で「キャベツサラダ」という意味らしいのですが,欧・米でも生のキャベツを食べているのでは? ハクサイを日本人が一般的に食べるようになったのはごく近年になってからだと書いてありますが,ハクサイは何十年も前から,大正時代には冬の野菜として定着したのではないでしょうか.江戸時代はメロン(ウリ)が下品な食べ物として扱われていたと書いてありますが,たとえば「瓜実顔」というのは昔から美人の代名詞であり,ウリが下品に思われていたとは考えられません.種なしスイカが実用化されていないと書いてありますが,台湾や東南アジアでは主流のスイカです.ニンニクは鱗片でしか増やすことができないと書いてあるのですが,秋に花が咲いたあとにできるムカゴで簡単に増えます.コーヒーの本場はアフリカで「モカ」がその代表であるかのように書いてありますが,モカはイエメンの港の名前であり,元々アラビア・コーヒーの有名ブランドです.植物学的な記述にもおかしいところが多くあります.たとえば,植物の重複受精とキセニアの現象が混同して書かれています.カボチャはキク科の植物に分類されていますが,正しくはウリ科です.遺伝に関する説明は,全体に怪しげです.
 


植物としての野菜
食べ物としての野菜ではなくて、
植物としての野菜について、
その一生を楽しく(ユーモアな文章です)
知ることができます。

キャベツ、にんじん、じゃがいも、ピーマン、・・・、
タイトルのとおり、身近な野菜ばかりです。

人間が食べさせてもらっているのは、
野菜の一生のうちのどの時点?どの部分?
なのでしょう。

この本を読んでから野菜を食べると、
野菜のいのちありがとう、と感謝して、
もっとおいしく感じるはずです!


きゅうりは「黄瓜」
ささやかながら我が家の庭で家庭菜園をしています。
去年、キュウリを育てて発見したこと。
実を取り忘れてそのまま育つと、驚くほど巨大になるんです。
長さ50cm近くにもなりました。
そして黄色い色になってくる。
腐ってきて黄色くなってくるのかな、って思いました
さすがにでかくて黄色いキュウリは食べる勇気はなく、捨ててしまいました。

このを読んでみたら、キュウリの語源は「黄瓜」だと書いてありました。
つまり、黄色いウリってことです。
だから、黄色いのは正常なんです。

実は、普段食べている緑色のキュウリはキュウリの未熟果なんです。
熟していない実を食べているんですね。
そういえばキュウリの中心にある種はまだへなへなでやわらかく、そのまま食べてしまいます。

キュウリも熟して黄色くなってくると、中の種は固くしっかりとしてくる。
そして実はほんのり甘くなってくるのだそうです。
キュウリもウリの仲間ですから、メロンっぽくなってくるんですね。
昔のマクワウリみたいな味がするのかな。

今年は熟したキュウリを食べてみようと思い、楽しみに苗を育てています。


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